敷地12坪床面積20坪の小住宅

床面積の緩和を使い半地下を設け3層としている.
地階部分はコンクリート造、1・2階が木造の混構造.
地階に浴室洗面所とアトリエ、1階にリビングダイニングとキッチン、
2階を寝室にしている.

施工/宮嶋工務店
写真/西川公朗撮影

1階リビングダイニング

斜線制限の厳しい北側は吹抜けとして寝室階と繋げている.
小屋裏を現しとして高さを稼ぎ、小屋の断熱は
野地板上に設けている.
外側に面する断熱性能を上げ、内部に確保できる気積を
最大に利用する計画としている.
リビングダイニングに採られた3つの窓はそれぞれ
眺望・物干・換気と役割に適した最小限として
住空間のプライバシーを得ている.

写真/西川公朗撮影
居間・食堂

北側の横長窓はテーブルに着くと
視線が抜け、隣地南の庭木を借景している.
左手がキッチンこの家のキッチンユニットはオーナー自らが
設計、製作発注したもの
手前に見える構造が2階寝室床組.


写真/西川公朗撮影
2階小屋裏を現した主寝室

左手3本引きの障子を開けると吹抜けと繋がる.
小屋梁は登りとし挟み梁を入れて、ヘッドスペースを確保している.
手前のトップライト下に洗濯物が干せるよう光を通す
木製グレーチングが架けられている.ここから入れた自然光は
蹴込みのない階段を抜け、地階まで廻る仕組みになっている.


机/阿部木工製作
写真/西川公朗撮影