居間・食堂

建蔽率が4割に制限された敷地80m2に
建つ小住宅.
各階約9坪で半地下を使い27坪の
床面積を実現している.
各部屋は完全に仕切らずにおき、括れをつくり
視線を他室へ抜きながら広く暮らす.
写真は食堂から居間を見ている.実際の広さは
どちらも6畳に欠けるけれど、壁を使って
スペースを隠し、折曲げて繋げることで
奥へ繋がる広がりが意識されるため実際以上に
広く感じられるもの.
階段を中心に廊下を経ずに居間・食堂・台所が
廻り込むように計画している.

施工/宮嶋工務店
写真/西川公朗撮影

1坪の玄関
玄関扉は片引きにして、扉の開閉にスペースを取られない
ように.木製のベンチは座板の下にくつ入れがある.
玄関扉の左には買い物袋だけを先に台所に通せる
にじり口がある.「廊下をなくす」発想から生まれた.

右下に見える木製の小さな扉は壁厚みを利用した
郵便受け.外から配達されたものを玄関内で取り出す.

家具/阿部木工製作
写真/西川公朗撮影


階段途中にある書斎

直下にある玄関の天井高さを抑え、その上に
階段から直接入るご主人用の書斎を設けた.
ここから玄関先北側に視線が抜け、
落ち着いて考え事をするスペースに向いている.

写真/西川公朗撮影


外観

玄関前に植えられたエゴノキ.
木製扉が玄関.
重ねてある写真は北側玄関前で遊ぶお子さん達.
栗田さんに植えていただいた、アオハダやシャラも
元気に育っている.

造園/彩苑 栗田信三
写真/オーナー撮影
テラスとその直ぐ前に植えたアオダモの様子

アオダモの木陰がテラスに落ち、梢が揺れて涼しげな
場所をつくっている.
引戸はアルミサッシで全開となり、
菜園のある庭とつながる.

写真/オーナー撮影