櫛引の家 I前庭にお稲荷さんのある住まい

経営する会社社屋に隣接して新築した
木造2階建て4人家族の住まい．

庭にお稲荷さんのある敷地にあったモッコク・ツゲ・ツツジ・カキなど既存の庭木や鳥居・祠を残して設計しています．
今は鳥居が2つあり，会社経営の代が替わる際にひとつずつ建立していくらしい．

下段写真ヒメシャラの右手が玄関ポーチ．竪格子からはこの土地に古くからあった柿の木が透けて見えます．

施工：佐伯工務店
家具製作：阿部木工

玄関

屋根を架けて別棟のガレージと軒下でつないであります．

居間

５ｍ×5ｍで高さが4.8ｍある、2層吹抜けに階段踊場を居間に向けて開放した造りになっています．

食堂・台所

2列型で長さ3,450のキッチンを通して食堂と家事室を
結んでいる．食堂の前に見えるのは柿の古木．

和室

家の北西側に位置しているが南北に窓があり、落ち着きのある明るさになった．

主寝室

2階西端にあり、窓を開けるとエゴノキの梢が見える．床はサイザルカーペット敷、壁は洋漆喰左官仕上げ、天井は杉板張り．