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2021/08/08

尾瀬歩き

いつかは水芭蕉の季節に尾瀬を歩きたいと思っていたが、なかなか叶わずやっぱり夏にずれ込んでしまった。コロナ下では 月一くらい山歩きしたいもんだと考えていたが、所員の「一級建築士試験があります」という一言でこの季節にずれ込んだのである。

しかも予定の日は尾瀬は台風が去ったばかり、「てんきとくらす」のアイコンが「C-登山に適しません」から「B-登山にやや適しません」に変わり、せっかく企画したのだからと決行することに。

午前10時ころはは晴れていた群馬・片品村が鳩待峠に着く11時ころには雲が多くなり、登山が始まると怪しい空模様になってしまった。この先11km~歩けるかなあ、と心配をよそに おいしい空気と鳥のさえずりが心を高揚させていった。

しかし。

取替時の年 +TEPCOマークの入った板。東電さんありがとう。

整備された下り道に木道が増えた30分過ぎあたりには雨粒が大きくなってしまった。慌てて合羽を着たけれどリュックは容赦なく濡れていく。歩きにくいなあと思った矢先尻もちをついてしまった。木道は滑る!トレッキングシューズとはいえ滑る!日ごろの運動不足を忘れて15年前と変わらず歩けるだろうと高をくくっていたのだ。

情けない話だけれど山ノ鼻に着いた頃には全身びっしょり。リュックの中までぐっしょり。この先をあきらめ、急遽尾瀬ロッジに泊めてもらうことにした。

次の日。
池塘(ちとう と読みます)に映る空。
あまりの美しさ、澄んだ 空気の におい。
体力を含めじっくり自分を見直した尾瀬歩きだった。

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